40代100kgオーバー巨デブからの細マッチョ化計画

40代後半の会社員。膝の故障をきっかけ筋トレとケトジェニックダイエットを始めました。 115kgの高度肥満から健康的な細マッチョを目指して奮闘中。 幼少期からの筋金入りのデブで、長年100kgオーバーで過ごした怠惰な男がどこまで変われるのか、実体験をもとにお伝えします。 これから肉体改造に着手する人やすでに取り組んでいる人の励みになれたらうれしいです。

ケトジェニックダイエットのメリットとデメリットについて

今流行?ケトジェニックダイエットについては巷にいろいろな情報があって、
理論やセオリーなどの情報は多く、しかもそれぞれ微妙に違ってたりと取捨選択に迷うのですが、実際に実践した人の生の声は意外に少ないと思います。
一般的に言われているケトジェニックダイエットのメリットとデメリットと、実際、僕がやってみてどうだったかの感想をありのままお伝えしたいと思います。

ロカボとか糖質制限とかいろいろな呼び方がありますが、
僕がやっていたのはゆるい糖質制限ではなく、
糖質を1日20gまでに押さえてケトン体をエネルギー元とする方法です。
1日20gですので調味料や野菜の種類にも気をつかわなければなりません。

 

 

 

ケトジェニックダイエットのメリット

・糖質だけをカットすればよいのでカロリー計算が楽


これは本当で、肉、魚、卵、チーズ、ナッツ類と葉物野菜しか選択肢がありませんので、
主要な食材の糖質、たんぱく質、脂質を頭に入れておけば比較的アバウトに行けます。

 

・血糖値が安定するので空腹を感じにくい


これは大きなメリットです。血糖値の乱高下による食欲が無くなるということは、
糖質の渇望感による食欲の暴走を防げます。

 

・比較的短期間で体重を減らす事が出来る


これは人によるでしょう。僕の場合、最初の3日は水分が抜ける事で一気に3キロ程減りましたが
その後3週間はほぼ横ばい状態です。

 

・頭がさえ、眠気がなくなる


これは感じられませんでした。眠いものは眠い。
ケトーシスの状態に入って尿にケトン体が出ていても同じです。
難しい事を考えたり力仕事などのパフォーマンスは確実に落ちました。
体感的にケトン体のエネルギーは糖質のエネルギーの瞬発力には及びません。

 

・肌荒れ防止になる


確かに吹き出物などは減りました。
人によってはケトーシスになってからしばらく湿疹がでる場合もあるようです。

 

ケトジェニックダイエットのデメリット

 

・外食の選択肢が狭い


これは旅行や出張などの時に困ります。
もう、その日はチートディと割り切って次の日から頑張りましょう。

 

・食費がかかる

 

一番手っ取り早く安価にカロリーを摂取できるのが炭水化物(糖質)なので、
ご飯、パン、めん類などが食べられないのはお財布には痛いです。

 

・体からケトン臭という独特のにおいがでる


僕の場合は特にありませんでした。

 

・脱力感などがおこる


最初はだるいですが、1週間もすれば慣れます。
ただ、慣れはするのですが、爆発的なエネルギー感みたいなものは無くなります。
難しい事を考えたり力仕事などのパフォーマンスは落ちます。
常にややボーっとしてる感じですが、だるいというより心身は穏やかな心境です。

 

・便秘がちになる


MCTオイルの強烈な下痢が収まってから、腸内環境が安定するまでの約1ヵ月は便秘との闘いでした。
一度だけイチジクさんのお世話になった事も・・・
それから難消化性デキストリンを飲んで対策しています。

 

・筋力を発揮しにくい


筋トレ前や筋トレ中の気合いみたいなものや筋力のパフォーマンスは低下します。
結局、まあ、やるしかねえか。と思ってメニューをこなしています。
糖質の力は絶大で、チートデーに糖質をとった日は同じ重量2~3レップは増えます。
再び糖質が枯渇すると元に戻るかプラス1レップ位に落ち着きます。

 

・筋肥大しにくい


常に筋グリコーゲンが枯渇している状態なので、使用重量もなかなか上がりません。
さすがに筋肥大には効率が悪いと思います。
アンダーカロリーの場合は筋肥大はあまり望めないと思った方がいいかもしれません。
僕の場合は体重の減りは良くないのですが、使用重量は少しずつ伸びて筋肥大しています。

 

結論

 

僕にとってもメリット・デメリット両方あるケトジェニックダイエットですが、
定期的にスパンを区切って続けたいと思っています。
僕の場合は短期間で体重を減らす事は今の所できていませんが、計算上の基礎代謝量2200kcal前後の食事で、
少しずつ脂肪が落ちながらも少しずつ筋肉が増えているということから実際に効果は出ています。
カロリー計算しても思ったように体重が落ちず、焦って摂取カロリーを減らし過ぎ、
かなり筋肉を落としてしまい、それ以前よりもリバウンドしたり体調を崩したかつての苦い経験から、
今は焦らない方がいいのかと思っています。
そして、なにより血糖値が安定することのメリットが大きいです。
糖尿病持ちの僕にとって、血糖値やインシュリンに振り回されない生活は快適です。
仕事もデスクワークが中心なので比較的ケトン食も実践しやすい環境なのも幸いしています。
人によって最適なダイエット方法は千差万別ですが、
色々なセオリーを試して環境や体質に合った無理のない方法を見つけるのがいいと思います。

 

 


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